〖2026年6月7日まで〗東京国立博物館「百万石! 加賀前田家」へ。60年ぶりに東京で公開される前田家伝来の名品を見に行こう
※本記事は 2026年4月3日 時点の情報をもとに作成しています。会期、開館時間、休館日、観覧料、展示内容、販売状況などは変更される場合があります。来館前には必ず公式サイト・公式SNS・公式チケットページをご確認ください。
※本記事は日本旅行中・旅行予定のタイ人旅行者を主な読者として想定し、旅行者目線で分かりやすく整理しています。公式情報そのものではないため、最終判断は必ず公式案内をご確認ください。
この記事はこんな人におすすめ
- 東京・上野で、日本らしい歴史や美術を1本しっかり見たい人
- 甲冑、刀剣、茶道具、蒔絵など“豪華な日本文化”をまとめて見たい人
- 上野公園の博物館めぐりを旅行プランに入れたい人
東京国立博物館で、前田育徳会創立百周年記念 特別展「百万石! 加賀前田家」が2026年4月14日から始まります。加賀前田家に伝わる甲冑、名刀、茶道具、古典籍、工芸品などが一挙に並ぶ大型展で、東京では約60年ぶりの貴重な機会です。
「日本旅行で、美術館や博物館にも1回は行ってみたい」「アニメ系イベントだけでなく、日本の歴史や工芸の迫力も体験したい」という人にはかなり相性のいい企画です。上野公園の中にあるので、他の美術館や公園散策と組み合わせやすいのもポイントです。
この記事のポイント
- 会期は 2026年4月14日(火)〜6月7日(日)。会場は東京国立博物館 平成館です。
- 事前予約は不要。当日券でも入れますが、混雑時は待つ可能性があります。
- 一般は 前売2,100円 / 当日2,300円。このチケットで当日に限り東博コレクション展も見られます。
- 上野エリアなので、国立西洋美術館の北斎展や上野公園散策と組み合わせやすいです。
この記事で分かること
- 「百万石! 加賀前田家」がどんな展覧会か
- 見どころと、旅行者に向いているポイント
- チケット料金、買い方、予約要否
- アクセス、開館時間、休館日
「百万石! 加賀前田家」とは?
まずタイ人旅行者向けに簡単に整理すると、「加賀」は現在の石川県・富山県あたりにあたる旧地名で、前田家の本拠は現在の金沢です。金沢城や兼六園があるエリア、と考えるとイメージしやすいです。
前田家は、江戸時代を通じて加賀・越中・能登の三国を治めた、日本でも最上位クラスの大名家です。加賀藩は現在の石川県・富山県にほぼ重なり、100万石の生産高を誇ったことから「加賀百万石」と呼ばれました。この「百万石」という言葉は、今でも石川県で料理や工芸、祭りの名前に使われるほど強いブランドです。
しかも前田家は、単に強い武家だっただけではありません。金沢城、兼六園、加賀友禅、金箔、茶の湯文化など、今も旅行者が石川で触れる多くの文化につながっています。つまりこの展覧会は、「昔の武士の家の展示」というより、「今の金沢や石川の文化のルーツを見る展示」として理解するとかなり分かりやすいです。
日本人にとって前田家の名前が通じやすい理由のひとつが、初代・前田利家と妻のまつを描いたNHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」です。2002年に放送された有名作で、前田家は「歴史ファンだけが知る存在」ではなく、全国的な知名度がある武家として記憶されています。
今回の展覧会は、前田育徳会の創立百周年を記念する大型特別展です。加賀前田家歴代当主の事績をたどりながら、旧蔵品を含む伝来品の数々を紹介する内容で、東京でこれだけ大規模に見られるのはかなり久しぶりです。
「日本の武士文化」と「豪華な美術工芸」の両方を一度に見られるタイプの展覧会なので、歴史好きだけでなく、見た目のインパクトを重視したい旅行者にも向いています。今後の日本旅行で金沢まで行く予定がある人なら、東京で先に見ておくと現地理解がかなり深まります。
見どころ
- 黄金に輝く甲冑
前田利家所用と伝わる重要文化財の甲冑は、まず見た目の迫力が強いです。日本史に詳しくなくても、「これが日本の大名文化か」と直感的に伝わるタイプの展示です。 - 名刀と茶道具
加賀前田家に伝わる名刀や名物茶道具が並びます。刀剣、武家の権威、茶の湯の文化がどう結びついていたかをまとめて見られるのが面白いポイントです。 - 「天下の書府」と呼ばれた蔵書文化
甲冑や刀だけではなく、古典籍や工芸標本「百工比照」など、知識と文化事業の厚みまで見せる構成です。前田家が“強い武家”で終わらないことが分かります。 - 明治以降の侯爵前田家のコレクション
江戸時代だけでなく、東京へ本拠を移した後の前田家の蒐集や美意識も扱われます。単なる戦国・江戸展示ではないのがこの展覧会の面白さです。
旅行者目線で、この展覧会が向いている理由
この展覧会は、いわゆる「日本美術の予備知識がないと難しい展示」ではありません。甲冑、刀剣、金工、蒔絵、茶道具など、見た目の強さがある展示が多いので、初めて日本の博物館に行く人でも入りやすいです。
また、上野公園エリアは駅から比較的行きやすく、美術館・博物館が集まっています。同じ上野の国立西洋美術館で開催中の北斎展とあわせれば、「日本の歴史文化」と「有名な浮世絵」の両方を1日で回るプランも作りやすいです。さらに、今後の旅程に金沢や北陸を入れるなら、この展示は金沢城・兼六園・加賀文化の予習にもなります。
東京で浮世絵や江戸文化をもう少し広く見たい方は、既存の 東京の浮世絵美術館ガイド や、再開館した 江戸東京博物館の記事 もあわせてどうぞ。
旅行者目線で先に知っておきたいこと
- 事前予約は不要です。当日券でも入れます。
- 前売券は4月13日23:59までです。予定が決まっている人は前売のほうが少し安いです。
- 専用アプリは必須ではありません。公式案内では窓口購入やWeb販売が案内されています。
- 英語での情報確認はしやすいですが、タイ語対応は確認できませんでした。日本語が不安な方は、公式サイトの英語ページやブラウザ翻訳を併用するのが安心です。
- 展示はかなり幅広いです。刀だけ、甲冑だけの展示ではなく、文化史全体を見るタイプなので、1時間半〜2時間くらい見ておくと余裕があります。
チケット料金
| 券種 | 前売 | 当日 |
|---|---|---|
| 一般 | 2,100円 | 2,300円 |
| 大学生 | 1,100円 | 1,300円 |
| 高校生 | 700円 | 900円 |
| 中学生以下 | 無料 | 無料 |
障がい者とその介護者1名は無料です。入館時に障がい者手帳などの提示が必要です。
また、この展覧会のチケットで 当日に限り東京国立博物館の東博コレクション展(平常展)も鑑賞可能です。東博を初めて訪れる旅行者にとっては、かなり使いやすい条件です。
前売券のほか、グッズ付きチケットや音声ガイド付きチケットも案内されています。気になる方は公式サイトで最新の販売状況を確認してください。
チケットの買い方
- 東京国立博物館 正門チケット売り場
- ART PASS
- アソビュー!
- ローソンチケット、セブンチケット、イープラス、チケットぴあ など
旅行者目線では、予定が確定しているなら前売券、まだ当日の動きが読めないなら当日窓口でも十分です。事前予約制ではないので、行程を固めすぎなくていいのはかなり楽です。
海外発行クレジットカードの可否は販売窓口によって異なる可能性があります。不安な方は、まずは会場窓口または利用予定の販売サイトで最新条件をご確認ください。
開館時間・休館日
- 会期:2026年4月14日(火)〜6月7日(日)
- 休館日:月曜日(ただし4月27日、5月4日は開館)
- 通常開館:9:30〜17:00
- 金・土曜日、および5月3日〜5日は20:00まで開館
- 最終入館:閉館30分前まで
夕方以降まで動ける金・土は、昼に別の観光を入れてから博物館へ向かいやすいです。上野公園周辺で半日使うプランにも向いています。
アクセス・場所
- 会場:東京国立博物館 平成館
- 住所:東京都台東区上野公園13-9
- JR上野駅 公園口・鶯谷駅南口から徒歩約10分
- 東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅、千代田線 根津駅、京成上野駅から徒歩約15分
上野駅から少し歩きますが、ルート自体は分かりやすいです。上野公園の中にあるので、時間があれば公園散策や他館とのはしごもおすすめです。
公式情報・予約リンク
よくある質問(FAQ)
本展は事前予約不要です。当日券でも入館できます。ただし、混雑時は待つ可能性があります。前売券は4月13日23:59まで販売されています。
加賀藩は現在の石川県・富山県あたりにあたり、前田家の本拠は現在の金沢です。金沢城や兼六園があるエリア、と理解すると分かりやすいです。
東京国立博物館のサイトには英語表示があります。タイ語表示は確認できませんでした。日本語が不安な方は、英語ページやブラウザ翻訳の併用がおすすめです。
執筆時点では専用アプリ必須とは案内されていません。公式案内では窓口販売やWeb販売が紹介されています。
会場窓口で買う場合は会員登録なしでも利用しやすいです。オンライン販売サイトを使う場合は、サイトごとに会員登録が必要になる場合があります。
販売窓口や販売サイトによって条件が異なる可能性があります。海外発行カードの利用可否は、利用予定の販売サイトまたは会場窓口で最新条件をご確認ください。
はい。JR上野駅公園口から徒歩約10分です。東京メトロ上野駅や京成上野駅からは徒歩約15分です。
はい。本展のチケットで当日に限り東京国立博物館の東博コレクション展(平常展)も鑑賞できます。
楽しみやすいです。甲冑、刀剣、茶道具、蒔絵など、見た目のインパクトがある展示が多く、上野公園の他施設とも組み合わせやすいです。日本史に詳しくなくても入りやすい展覧会です。
まとめ
「百万石! 加賀前田家」は、東京で日本の大名文化をまとめて見たい人にかなり向いている特別展です。黄金の甲冑、名刀、茶道具、工芸、書物まで広く見られるので、いわゆる“歴史好き専用”に閉じない強さがあります。
しかも、上野公園という旅行者に使いやすい立地で、事前予約不要、平常展も同日鑑賞可能というのはかなり実用的です。上野観光の1本として、美術館・博物館を旅程に入れたい方は候補に入れておいて損はありません。
まずは行く日を決めて、前売が必要かどうか、金・土の夜間開館を使うかどうかを確認してみてください。

